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地域包括ケアシステムの構築に向けた高齢者の生活支援・介護予防に関する産業界との協働推進に関する調査研究 成果報告書
地域包括ケアシステムの構築には、地域包括支援センターが大きな役割を果たすが、その業務量が過大と感じていることは、地域包括ケアシステムの構築の障壁となっている。こうした障壁を取り除くために、高齢者支援をビジネスチャンスと捉えて積極的に参入する企業のイノベーションマインドを持ち、新しい知恵を生み出そうとする産業界と、公助・共助を担う自治体との関係のあり方を理論的に把握する必要がある。
本事業では「意思決定支援および財産管理支援に関する産業界との協働の可能性」「民間企業との協働による生活支援拠点の創出」「就労的活動支援の推進」に着目して研究を行った。

なお、副読本として作成した「リエイブルメントで元気な自分を取り戻す」「リエイブルメント導入マニュアル」は下記国際長寿センターHPよりダウンロードできます。
https://www.ilcjapan.org/study/index.html
地域包括ケアシステム構築の加速化に向けた推進基盤に関する調査研究事業報告書
地域包括ケアシステム構築の目途である2025年まで残り3年を切ったが、市町村の実態を見れば各種制度・事業を地域の課題を解決するために使いこなす段階に至っておらず、人口規模の小さい市町村などではそれらを実施することすら負担になっている状況も見受けられる。このため、各地に他市町村を牽引できるような市町村を輩出することが必要と考え、全国の地域包括ケアシステムの構築ノウハウを集積し、継続的な支援や技術移転を担う「中央推進基盤」を開発することを目的とする研究を行った。

本事業で実施した「アジャイル型地域包括ケア政策共創プログラム」の概要については、こちらをご覧ください。
https://www.ihep.jp/agile_program/
介護保険制度の実施状況に係る全体像把握のためのツールを活用した保険者の地域マネジメント強化に資する調査研究事業報告書
介護保険「保険者シート」は介護保険制度の実施状況を簡便に把握できるツールとして、全国保険者への普及が図られてきた。
本事業では、保険者機能及び保険者の地域マネジメント強化に資することを目的として、保険者シートを活用して、①実効的なPDCAサイクルのためのロジックモデルを活用した分析ツールの作成、②保険者シートを活用した保険者・市町村対象研修の充実と研修の都道府県担当者向け運営マニュアルの作成と普及、③介護保険事業計画における指標設定に関する研究を行った。

「保険者シート」データ登録、「保険者シート」とデータのダウンロード、分析ツール、研修運営マニュアルについては、こちらをご覧ください。
介護保険「保険者シート」Webサイト
https://hokenja-sheet.jp/

公開されている第8期介護保険事業計画を横断的に検索できる「介護保険事計画データベース」については、こちらをご覧ください。
「介護保険事計画データベース」Webサイト
https://www.kaigo-hoken.jp/