学会についてABOUT US
医療経済学会とは
医療経済学会(Japan Health Economics Association)は、医療経済、医療政策及びこれに関連する諸問題の学術的研究を行うことを目的とした学際的学術団体です。医療経済学の研究者を広く糾合し、医療経済研究の活性化を図るべく、2006年6月10日に「医療経済学会」として正式に設立されました。現在、医学や経済学をバックグラウンドとする研究者の他、医療経済に関係する諸分野(社会学、経営学、政治学、工学など)の研究者が、学会誌や研究大会を通じて、積極的な交流や活動を行っています。また、学会員の学問的研究に基づく政策立案や医療現場での実践という意味でも、大きな成果を上げつつあります。大学・行政・企業などにおいて研究をおこなっている関係者の方で、設立趣意に賛同する方々の積極的な参加をお待ちしております。
2025年度事業計画.pdf学会設立の趣旨
21世紀の超高齢社会に入り、生命と健康に対する国民の関心は、かつてないほど高まっています。一方で、国民医療費が増加しつづける中、国民皆保険制度を維持しつつ、制度の持続可能性を維持することが課題となっています。こうした状況の下、医療の質の引き上げと医療の効率化の双方を達成することが求められています。
医療経済学の研究者を広く糾合し、医療経済研究の活性化を図るべく、2006年6月10日に「医療経済学会」として正式に設立されました。この学会が医療経済学の研究成果の発表の場として、広く研究者が交流する場となることで、その学問的成果に基づく政策や医療現場での実践が行われ、ひいては質の高い効率的な医療が提供されることを期待しています。大学・行政・企業などにおいて研究をおこなっている関係者の方で、設立趣意に賛同する方々の積極的な参加をお待ちしております。
設立趣意書.pdf学会の使命(ミッション)、目指す姿(ヴィジョン)、重視する価値
使命(ミッション) 医療経済学の研究の推進、知見創出と学問の発展、人材の成長の場の提供を通じて、医療、介護、保健のしくみと人々の健康の向上に貢献する。
目指す姿(ヴィジョン) 医療経済学において、世界で光る実績と力を示し、アカデミアの立場から医療制度・政策の発展に必須の存在となる。
重視する価値 医療の経済的課題における研究の発展に向けて、医療研究と経済学研究の融合を中心に、さらに学際的・分野横断的に生産的にインタラクトする。 各参加者は、相互に敬意をもって、自由に積極的に、協力的支援的に情報・意見を交わす。 各参加者は、学会が自己の研鑽および人材育成の場でもあることを認識し、協働して、個人のレベルと学会全体のレベルを継続的に高めていく。
※上記の「医療」は、広義に「介護」や「健康・保健」を含む。ただし、ミッションにおいては、介護や健康・保健を明記する。
医療経済学会のスコープ.pdf会長メッセージ
飯塚 敏晃
東京大学 大学院経済学研究科
教授

このたび、医療経済学会の学会長を拝命いたしました。歴代の学会長ならびに会員の皆様が築いてこられた本学会の歩みに、深い敬意と感謝を表するとともに、その重責に身の引き締まる思いでおります。
本学会は2006年の設立以来、医療経済、医療政策および関連諸分野に関する学術的研究を推進する場として、医学と経済学をはじめ多様な専門領域の研究者が集い、知の交流を積み重ねてまいりました。その成果は、学会誌「医療経済研究」「Asian Pacific Journal of Health Economics and Policy」や研究大会における活発な議論のみならず、政策立案や医療現場における実践にも着実に結実しつつあります。
今日、日本は人口減少と高齢化の進展や医療・介護の需要増加、医療技術の高度化、地域格差の拡大、財政制約の深刻化など、多くの複合的な課題に直面しています。さらに、感染症対応やデジタル技術の導入、医療人材の確保も新たな重要テーマです。これらの課題に対して、限られた医療資源を有効に活用することが極めて重要であり、医療経済学の役割は一層重要になっています。
これらをふまえ、以下の三つの柱を中心に学会運営に取り組んでまいります。
第一に、医療経済学研究のさらなる推進です。研究大会の開催や学会誌の発行などを通じて、学術の観点から複雑化する医療課題に深く切り込み、新たな知見を生み出します。第二に、若手研究者の育成と活躍の場の提供です。次世代を担う研究者の充実があってこそ、学会の持続的な発展と医療経済学の役割が果たせます。第三に、政策や実務との連携の強化です。エビデンスに基づく政策形成(EBPM)を支え、研究成果を社会に還元してまいります。
医療経済学が社会に果たすべき役割は、今後さらに大きくなります。本学会が国内外における医療経済学の発展に寄与し、医療制度・政策の発展に不可欠な知的基盤として貢献できるよう、微力ながら力を尽くす所存です。会員の皆様には、引き続きご指導とご協力を賜りますとともに、学会へのさらなる参加をお願い申し上げます。
2026年4月
医療経済学会会長 飯塚敏晃
役員一覧
- 会長飯塚 敏晃東京大学 大学院経済学研究科 教授
- 理事(50音順)
- 岩本 康志東京大学 大学院経済学研究科 教授
- 池田 俊也 *国際医療福祉大学 大学院医学研究科 教授
- 依田 高典 京都大学 大学院経済学研究科 教授
- 井深 陽子慶應義塾大学 経済学部 教授
- 今中 雄一京都大学 大学院医学研究科 教授
- 後藤 励慶應義塾大学 大学院経営管理研究科 教授
- 近藤 尚己京都大学 大学院医学研究科 社会疫学分野 教授
- 菅原 琢磨法政大学 経済学部 教授
- 杉山 雄大筑波大学 医学医療系 特任教授
- 鈴木 亘学習院大学 経済学部 教授
- 高久 玲音一橋大学 経済学研究科 教授
- 中村 さやか上智大学 経済学部経済学科 教授
- 中村 洋 *慶應義塾大学 大学院経営管理研究科 教授
- 野口 晴子早稲田大学 政治経済学術院 教授
- 林田 賢史東京大学 大学院医学系研究科 特任教授
- 福田 敬国立保健医療科学院
保健医療経済評価研究センター長 - 伏見 清秀東京医科歯科大学 大学院
医療政策情報学分野 教授 - 康永 秀生東京大学大学院 医学系研究科 教授
- 事務局長林田 賢史東京大学 大学院医学系研究科 特任教授
- 監事安川 文朗京都女子大学 データサイエンス学部 教授
- 名誉会員伊東 光晴京都大学 名誉教授
アクセス
医療経済学会
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一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構内 医療経済学会事務局
TEL:03-3506-8529
FAX:03-3506-8528
